いしがみさん
石神さん
国内
物品・機械
- どんな話か
- 志々島の漁師が網に何度もかかった石を筏に置くと夜な夜な「吉田へいこう」と泣き、吉田へ運んで石神さんとして祀ったという由来譚。
- 細部
- 善通寺市に伝わる話では、志々島に住む阿部次郎左衛門という漁師が沖で網を打っていたところ、一つの石が網にかかった。海に投げ捨ててもなぜか二度、三度と同じ石が網にかかってくるので、次郎左衛門はもう捨てずに筏石の上へ置いておくことにした。すると夜になるたびに、その石が「吉田へいこう」と声を上げて泣くようになったという。そこで石を吉田の地まで運び、石神さんとして祀ったところ、ようやく泣き声はやんだと伝えられている。
- 広まり方
- 1985年の『香川の民俗』に北條令子が発表した「志々島の盆行事」に記録がある。
- 地域
- 香川県善通寺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ