いしがみじんじゃのいし
石上神社の石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 海底から引き上げて祀った堅石により、由比ヶ浜の水死が絶えたと伝えられる。
- 細部
- 石神社の境内に据えられている堅い石は、もとは由比ヶ浜の沖合に沈んでいたものだという。この浜では毎年のように溺れて命を落とす者が出ていたが、寛政三年九月のある晩、海面が光を放つのを人々が目にした。村の者たちがその場所から石を引き揚げ、石上神社に迎えて祀ったところ、以後この浜で溺死する者は出なくなったと語り伝えられている。水難の原因を海中の石に見立て、それを陸へ迎えて鎮めるという発想がうかがえる。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史』各論編5民俗(神奈川県企画調査部県史編集室)の神事・祭礼の節に収める。
- 地域
- 神奈川県鎌倉市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ