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竹田の持ち帰る石の成長のイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

たけだのもちかえるいしのせいちょう

竹田の持ち帰る石の成長

国内 物品・機械
どんな話か
倉木山やフトリ天神など、持ち帰ったり置いたりした石が年々大きく育つという伝えや、夫婦が石に変じた話。
細部

竹田市には石にまつわる話がいくつか伝わっている。倉木山の麓には二丈あまりの大きな石があり、むかし村人が出先からの帰り道、草履に挟まった小石がどうしても取れないので着物のたもとにしまって持ち帰ったところ、取り出したときには鶏の卵ほどの大きさになっていた。驚いてその石を山のふもとに置いたところ、年を追うごとに大きくなり、やがて今の姿になったという。フトリ天神と呼ばれる石もあり、農夫が草刈りの帰りに荷物が片方へ傾くため、もう一方に石をのせて帰り、その石を裏山に置いたところ、こちらも次第に大きくなっていったと伝わる。

また、昔ある夫婦が敵に追われてこの地まで逃れてきたものの、最後には命尽きて石に姿を変えたという話も残っている。女性の石はミコト様と呼ばれて上阪田に祀られ、男性の石は四歩市にあるとされている。

広まり方
1929年の『民俗学』所収、長山源雄「豊後国直入地方の民間伝承」に記録がある。
地域
大分県竹田市
年代
不明
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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