そうましのそだつこいしとかしわじんじゃ
相馬市の育つ小石と柏神社
国内
物品・機械
- どんな話か
- 下駄に挟まった小石が育って大石となり、柏神社に祀られたという相馬の言い伝え。
- 細部
- 昔、伊勢参りの帰り道、下駄に小さな石が挟まった。どこまで歩いても石は取れず、不思議に思いながらも、お伊勢参りからついてきたのだからと家に持ち帰り神棚に上げておいた。すると石はだんだんと大きくなり、やがて一抱えほどの大石に育った。気味悪く思った持ち主は紫の布に包んで柏神社と名づけて祀ったという。この石の正体は南洋の蛇が姿を変えたものとされ、たくさんの子を産んだうちの一つが新沼にも祀られていると伝わる。柏神社の祭りでは、罪のある者が神輿を担ぐと必ず身がすくみ、罪のない者が担げばどんな大石でも軽々と担げるという。
- 広まり方
- 1967年刊行『福島県史 24 民俗2』、和田文夫による石・岩に関する伝説の項に載る。
- 地域
- 福島県相馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ