しずおかしのせいのじうくしきいし
静岡市の正の字浮く敷石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 駿河城の警護を務めた細井惣八郎は、「正」の字が浮き出た敷石と、ねずみが石になったものをそれぞれ拾って献上したという。
- 細部
- 駿河城の警護役を務めていた細井惣八郎という人物は、めずらしい石にまつわる話を二つ残している。ひとつは、庭にあった一尺ほどの敷石に、ひときわ目立つほど真っ白な八分書体で「正」の一字が浮き出ているのを見つけ、これを拾い上げて主君に献上したというもの。もうひとつは、ねずみの姿がそのまま石に変じたとおぼしきものを見つけ、これもまた献上したというものである。同じ人物が二度にわたって不思議な石を見つけ出し、そのたびに主君へ差し出したという点が興味深い。
- 広まり方
- 1980年刊『続日本随筆大成』所収、岡村良通「寓意草」に記録がある。
- 地域
- 静岡県静岡市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ