きかいちょうのこいをやどすくつぬぎいし
喜界町の鯉を宿す沓脱石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 沓脱石の中に鯉がいると告げた旅人の忠告に反して石を割った家は、旅人の予言どおりその後貧しくなり家系も途絶えたという。
- 細部
- 旅の人がある家を訪れ、玄関先の沓脱石の中に鯉が入っているので決して割らないようにと告げた。ところが家の主人はその忠告を聞かず、興味本位で石を割ってしまった。すると中からは一寸二分ほどの小さな鯉が三匹出てきたという。それ以降、旅人が予言したとおりにその家は貧しくなっていき、今日ではその家系そのものが途絶えて跡形も残っていないと伝えられている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された岩倉市郎「花良治の魚石」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ