いしにまつわるでんせつ
石にまつわる伝説
国内
物品・機械
- どんな話か
- 遠野町や小川町には暴風で崩れかけた石や成長する神石、殿様に運ばれても戻りたがる石など多くの石の伝説が残る。
- 細部
- 遠野町では、栗拾いに出たかかさまが急な暴風で石が崩れてくる恐怖に襲われたが、頭を上げると石の崩れた形跡がなく、女の行くべき場所ではなかったからだと語られた。小川町では、出羽三山巡りで持ち帰った小さな綺麗な石が氏神社に祀られるうちに日ごとに大きくなり、持ち主が死ぬと成長も止まったという。また白鳥部落にあった石は殿様に見初められて城内に運ばれたが、夜になると元の場所に戻りたいと訴える声が殿様と奥方だけに聞こえ、結局元の場所に戻された。薬師堂には独鈷の形をした化ける石があったが今は残っておらず、鶴石山では道に迷った鶴子という女が倒れてそのまま石になったとも伝えられる。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』および1967年刊『福島県史 24 民俗2』所収、岩崎敏夫・和田文夫による石・岩に関する伝説の各記録に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ