うわじまのちをながすいっぽんまつ
宇和島の血を流す一本松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 船の材にしようと切りかかったところ、松の下を流れる川が血の色に変わり、伐採をやめた。
- 細部
- 一本だけ立つ松があり、これを伐って船をこしらえようという話が持ち上がった。ところが実際に手を掛けたところ、松の下を流れていた川の水が血に変わったという。人々はそれを見て作業を取りやめ、松はそのまま残された。木を人と同じように血を流すものとして描き、伐採への警告とする語りで、土地の目印となる大木に手を付けることの重さを伝えている。
- 広まり方
- 1985年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による愛媛県宇和島市蒋淵調査報告書に見える。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ