いね
稲
国内
物品・機械
- どんな話か
- 天和3年秋、伏見の酢屋与右衛門の庭のすすきに稲穂が実り、人々が不思議がったという記録。
- 細部
- 天和3年の秋のこと、伏見の京橋のあたりに住んでいた酢屋与右衛門という人物の家の庭にはススキが茂っていたが、その穂先に稲の穂が実るという出来事があった。ふつうであれば起こるはずのないこの現象を目にした近隣の人々は、いったい何の前触れなのかと大いに不思議がり、話題にしたと伝えられている。庭先に生じたささやかな異変ではあるが、当時の人々にとっては見過ごせない出来事として記録に残された。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』所収、神谷養勇軒「新著聞集」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ