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イチバンフクギのイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

いちばんふくぎ

イチバンフクギ

国内 物品・機械
どんな話か
無断で伐採されかけた聖木をめぐり、亡き先代ヌルが妹の夢に立って危険を告げ、現職のヌルが原因不明の出血に見舞われたという出来事。
細部
村のある方角に、イチバンフクギと呼ばれる特別な聖木があり、これを伐り倒す際にはカミンチュによる祈願の儀礼を欠かすことができないとされていた。あるとき道路工事の都合でこの聖木が無断で伐採されそうになった。すると、現職のヌルの妹の夢の中に、すでに亡くなっている先代のヌルであった伯母が現れ、姉さんの体に棘が刺さって血が止まらないから早く起きて助けてやりなさい、と告げたという。妹はこの夢に驚いて工事の関係者に何度も訴え、ついに伐採を中止させた。一方、姉であるヌルは勤務先の病院で、体に傷など見当たらないのに鮮血が流れ出るという不可解な事態に見舞われて戸惑ったが、その出血はやがて自然と止まったという。
広まり方
1986年の『国立民族学博物館研究報告別冊』所収、渡辺欣雄「民俗知識の動態的研究-沖縄の象徴的世界再考-」に記録がある。
地域
沖縄県東村
年代
不明
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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