いぼいし
いぼ石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 祠を載せた石のくぼみに溜まった水を塗ると、いぼが取れると言い伝えられてきた霊石。
- 細部
- 富草の一角にある石の上には祠が置かれている。この石の表面にはくぼみがあり、雨などで自然に溜まった水を患部につけると、いぼが落ちて治るとされてきた。参詣の対象となる祠と一体になっていることで、ただの窪みの水が霊験を帯びたものとして扱われている。特定の病や症状に効くとされる石は各地に見られるが、ここでは治療の手順が水を塗るという単純な行為に集約されており、誰でも一人で行える手軽さが長く語り継がれた理由とも考えられる。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、佐々木福臣「富草の伝説」に記録がある。
- 地域
- 長野県阿南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ