ひょうたん
瓢箪
国内
物品・機械
- どんな話か
- 正直な爺さんが育てた瓢箪が神通力を持ち、取り上げた欲深爺さんを乗せて天へ駆けていったという話。
- 細部
- 昔、ある村に正直者の爺さんが住んでおり、村人からはエビス様と呼ばれ親しまれていた。この爺さんは腰に二つの瓢箪をぶら下げていて、右側の瓢箪からは白い煙が出てそれだけでお腹がいっぱいになり、左側の瓢箪からは紫の煙が出て水を飲んだのと同じ効果があったという。長年大切に育ててきた瓢箪が、ついには神通力を持つまでになったということらしい。これを見た欲深な別の爺さんがうらやましがって瓢箪を取り上げてしまうと、瓢箪の中から馬が飛び出してきて、白い煙とともに腰に瓢箪をつけたままの正直な爺さんを乗せ、そのまま天まで駆け上っていってしまったという。
- 広まり方
- 1934年の旅と伝説『不思議な瓢箪』(関敬吾)に記録がある。
- 地域
- 山梨県市川三郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ