ひゃっぴきめのさるげんしょう
百匹目の猿現象
Hundredth monkey effect
国外
流言・風説
- どんな話か
- ある行動を覚えた個体数が一定数を超えると、離れた集団にも一夜で伝わるとされる俗説。元は日本の霊長類研究がもとになっている。
- 細部
- 1950年代、宮崎県幸島で、1歳半の雌のニホンザル「イモ」が芋を水で洗って食べる方法を覚えた。行動は通常の観察学習によって群れへ数年かけて広がったが、ライアル・ワトソンが1975年に紹介し、1979年の著書『生命潮流』で、臨界数を超えた瞬間に離れた島へも伝わった話へ脚色した。1984年のケン・キイス・ジュニアの著書『百匹目の猿』で社会運動の寓話として広まり、俗説が定着した。1985年の検証では、1962年の群れは59頭で「百匹目」は存在せず、研究者の往来も通常の伝播経路になっていたと指摘されている。
- 広まり方
- 自己啓発書やニューエイジの文脈で人類の意識変革の比喩として引用され、世界的に広まった。研究者による検証で誇張と判明している。
- 地域
- 世界各地
- 年代
- 1970~80年代に流布
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ