ほうとう
宝塔
国内
物品・機械
- どんな話か
- 多宝仏塔という宝塔は大昔に地中から湧き出たとされ、如来舎利塔や阿羅漢塔など格式の異なる宝塔がほかにも並び伝えられている。
- 細部
- 仏教で尊ばれる宝塔の一つに多宝仏塔があり、これは大昔、誰が建てたわけでもなく地中からひとりでに湧き出てきたものだと語り伝えられている。宝塔にはこのほかにも、如来の遺骨を納める如来舎利塔、辟支仏(独りで悟りを開いた聖者)を祀る辟支仏塔、阿羅漢に捧げる阿羅漢塔、転輪王のための転輪王塔といった種類があるとされ、それぞれ塔を構成する層の数や施される装飾に違いが設けられているという。単なる建造物としてではなく、祀る対象の格に応じて姿形が定められている点に、宝塔という存在の奥深さがうかがえる。
- 広まり方
- 伝承文学研究2002年掲載、西山美香「室町幕府初期政権における法観寺八坂塔、利生塔の<縁起>としての聖徳太子・浄蔵説話」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ