ほうしのたま
ホウシの玉
国内
物品・機械
- どんな話か
- 留守の家に白い玉が転がり出た同じ刻、外の主人が命拾いをしていたという体験談である。
- 細部
- 主人が出かけている家で家族が集まっていたとき、隣の間の床の間の隅から握り拳ほどの白くふわふわした玉が不意に現れ、座敷を転がって庭へ落ちていった。あとで分かったところでは、ちょうどその時刻、主人は落ちてきた石の下敷きになりかけていたという。土地では昔からこうした玉をこの名で呼んでいた。人魂が死を告げるのに対し、こちらは危難に遭った者の魂が家へ知らせに来た形で語られている。
- 広まり方
- 1986年の『上田盆地』に載る安藤條子の記事、不思議な玉に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ