ぶつぞうのれいけん
仏像の霊験
国内
物品・機械
- どんな話か
- 戦火で行方不明になった大日如来像が大井川の網にかかり、粗末に扱った者が高熱で告げを受けた話。
- 細部
- 吉田町には、行基が作ったとされる大日如来像にまつわる霊験譚が伝わっている。この像は戦国時代の戦火のさなかに行方が分からなくなっていたが、ある日大井川で漁をしていた網に、日輪のような光を放つ仏像がかかったという。網にかかった仏像をそのまま打ち捨てて家に帰ったところ、その夜のうちに高熱を発してしまった。しばらくすると病人の口から、自分は大日如来の像であるから山へ送り返すようにという趣旨の言葉が語られたため、その通りに像を山へ送り返すと、病はたちまち快癒したと伝わる。
- 広まり方
- 1952年の『民間伝承』誌所収、富田準作「遠江における行基伝説の研究」に記録がある。
- 地域
- 静岡県吉田町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ