ほそながいはた
細長い旗
国内
物品・機械
- どんな話か
- 兄の大病平癒を立石稲荷の一光大明神に祈ると、天井から白い旗が垂れて病者と母をなで消え、以後兄は全快したという。
- 細部
- 筆者の兄が重い病に倒れ命も危ぶまれたとき、両親は立石稲荷社に祀られる一光大明神に病気平癒を願った。すると翌朝、天井のあたりから真っ白な木綿でできたとおぼしき細長い旗のようなものがすっと垂れ下がってきて、床に伏す兄の体に触れるようにして、そばにいた母の身の上に落ち、ごくわずかな一片を残して消え去った。この出来事のあと兄の病はすっかり癒えたという。後日一光稲荷神に尋ねたところ、あれは神の世界に属する旗であるとの答えを得た。
- 広まり方
- 1922年の『民族と歴史』に掲載された谷聿修生「狐神及狐憑実験談」に記録がある。
- 地域
- 山口県防府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ