ほしくそ
星糞
国内
物品・機械
- どんな話か
- 岩村田の田から掘り出される水晶に似た石で、流星の落とし物と考えられていた。
- 細部
- 信濃国岩村田では、春に田を耕すと土の中から薄いねずみ色をした水晶に似た石が出てくる。これを星糞と呼んだ。この地は他の土地より流れ星の多い場所だと考えられており、流星がよく見られた年にはこの石も多く掘り出されるとされた。空の現象と地中から出る鉱物とを因果で結びつけた解釈で、由来の分からない石に説明を与える民間の自然観がよく表れている。
- 広まり方
- 1975年刊の『日本随筆大成第二期』に収める菊岡沾凉『諸国里人談』に見える。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ