ほろせいし
ほろせ石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 踏むとじんましんが出るという石で、症状が出たときは塩で清めて詫びを入れた。
- 細部
- 玉川町では二つの場所にこの障りが語られる。ひとつは五輪塔の並ぶきりざこという山にある千人塚で、うっかり踏みつけると全身にじんましんが浮き、四十度に達する高熱が出るという。もうひとつは小鴨部の熊野新宮神社の境内に据えられたほろせ石で、こちらも踏めば同じ発疹が現れる。ただし救いはあり、症状が出たら塩で清めたうえで石に対して断りを述べれば収まるとされた。塚や石が人の皮膚に直接罰を返す形になっている。
- 広まり方
- 1975年刊の『あゆみ―玉川町の民俗 愛媛県越智郡―』のうち、森正史監修「信仰」に二例が記録されている。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ