やまきたのひとだまのきんうん
山北の人魂の金運
国内
物品・機械
- どんな話か
- ヒカリダマとも呼ばれ、懐へ入れて持ち帰れば金が身につくと言われた光の玉。
- 細部
- 宙を漂う光をこの土地ではヒカリダマとも呼んだ。多くの地方で死や凶事の前触れとして恐れられるのに対し、ここでは捕らえて懐へしまい込むと財が湧くという、逆向きの言い伝えが残っている。死者の魂とみなす見方と、思いがけない富をもたらす吉兆とみなす見方が同じ言葉の下に同居しているわけで、怪異が必ずしも忌むべきものとして固定されていなかったことを示す短い伝承である。
- 広まり方
- 1952年の『民俗採訪』所収、横山登美子・土谷安子・鈴木崇生「山の生活」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ