せとうちのうみからやまへとぶひとだま
瀬戸内の海から山へ飛ぶ人魂
国内
物品・機械
- どんな話か
- 赤い火の玉ヒジャマは火事を招くとされ、水色のチュッタマは人の霊魂で、海から山へ向かうのを見れば長生きし、逆なら早死にするといわれる。
- 細部
- 瀬戸内町では、人魂とされる火の玉に色による区別があり、赤い火の玉はヒジャマと呼ばれて火事を引き起こすものとされる。一方、水色の火の玉はチュッタマと呼ばれ、人の霊魂そのものだと考えられていた。瓶の蓋を開けたままにしておくと、そこにチュッタマが入り込んでしまうこともあるという。チュッタマが海のほうから山へ向かって飛んでいくのを見た者は三年長生きするといわれる一方、反対に山から海へ下りていくチュッタマを見てしまうと早死にするとも伝えられている。
- 広まり方
- 1999年の『南島研究』に掲載された渡辺リキ子の採集資料に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ