ひとだま
人魂
国内
物品・機械
- どんな話か
- 人が亡くなる前後に人魂が近親者の家を訪れ、死の予兆または死去の知らせとして受け取られていた。
- 細部
- この地域では、誰かが息を引き取る折に人魂が現れて、血縁の深い家々を一軒ずつ訪ねて回ると語られてきた。ふわりとただよう火の玉のような姿を目撃すると、それは近く誰かが亡くなる予兆であるとも、すでに息を引き取った知らせであるとも受け取られた。どちらの意味であるかは状況次第で、目撃した者の間で語り分けられていたという。人の死とともに現れる光として、葬送にまつわる言い伝えの一つに数えられている。
- 広まり方
- 1992年刊『宮崎県史 資料編 民俗2』所収、田中熊雄の稿にある霊魂についての記録に基づく。
- 地域
- 宮崎県西都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ