さどしのつやがえりのひとだま
佐渡市の通夜帰りの人魂
国内
物品・機械
- どんな話か
- 村の老婆が亡くなり通夜からの帰り道、道のないところを提灯のような灯が通り過ぎるのを見た人がいたという。
- 細部
- 佐渡のある村で年配の女性が亡くなり、その通夜が営まれた晩のことである。通夜に参列した人が帰路につく途中、本来道などないはずの場所を、提灯のような灯りがすっと通り過ぎていくのを見かけたと伝わる。人魂は死者が出た直後の夜に現れやすいと考えられており、この目撃談もまさに通夜の帰りという状況で語られている点が特徴である。灯りの正体を確かめようとした形跡はなく、ただ「見た」という体験だけが語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1984年刊の『新潟県史 資料編23 民俗2』所収、森谷周野による妖異伝承(人魂)の記録に基づく。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ