ひとだま
人魂
国内
物品・機械
- どんな話か
- 身内の死に前後して、丸い光や赤い尾を引く火の玉を見たという二つの人魂体験が伝えられている。
- 細部
- 一つは1945年8月、茅を刈りに山へ入った女性が、丸いものがぴょんぴょんと跳ねるように宙を飛んでいくのを目にしたという話である。その日のうちに、親族の男性が沖縄の戦地で命を落としていたことがのちの電報で知らされ、霊が家族のもとへ帰ってきたのだと受け止められた。もう一つは、姉の子どもが亡くなった際に、屋根の上を赤い尾を引く火の玉がまっすぐ飛んでいくのが見えたという話で、いずれも身近な人の死と結びつけて語られている。
- 広まり方
- 『宮崎県史 別編 民俗』(1999年)所収、矢口裕康の記録による。
- 地域
- 宮崎県都城市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ