まつざきのゆれはしるひとだま
松崎の揺れ走る人魂
国内
物品・機械
- どんな話か
- 魂を持つ人が亡くなると人魂が揺れながら走るといわれ、実際に目撃されることが多かった。
- 細部
- 松崎町では、魂を持った人がこの世を去るとき、その魂が人魂となって夜空を揺れながら走っていくのだといわれていた。単なる言い伝えにとどまらず、実際にこうした人魂を見たという者が多かったといい、死の直後に人魂が現れるという理解が、この地域ではごく身近な体験として語られていたことがうかがえる。人の死と自然現象を結びつける感覚が、日常の暮らしの中に自然と根付いていたことを示す例である。
- 広まり方
- 1961年刊『伊豆松崎の民俗』付録「葬制」の項、東京教育大学民俗学研究会の調査記録に基づく。
- 地域
- 静岡県松崎町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ