いいだのしょうじょのしをつげたひとだま
飯田の少女の死を告げた人魂
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大正五年の夜、隣家の庇から飛び出した火の玉の翌朝、その家の少女が亡くなっていた。
- 細部
- 大正五年の六月頃、夜半に自宅の池のほとりにたたずんでいた語り手は、隣の家の庇のあたりからふわりと音を立てるようにして火の玉が浮かび上がり、揺れながら流れていくのを見た。翌朝になって、その家の少女が息を引き取ったと知らされる。人が死ぬときには魂が抜けて飛ぶものだという話を、当時は誰もが当たり前のこととして語っていたという。年代と場面が具体的に記録された数少ない体験談である。
- 広まり方
- 2003年の『伊那』に載る宮澤千章の記事、火の玉と狐火に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ