ふちゅうのかわをこえるひとだま
府中の川を越える人魂
国内
物品・機械
- どんな話か
- 病人の家から人魂が飛び出し、川を越えられれば1年生き延び、手前で落ちれば年内に死ぬと占った。
- 細部
- 府中町の言い伝えでは、家に重い病人がいるとき、その体から人魂が抜け出して飛んでいく様子が見られることがあるという。この人魂が近くの川を無事に越えることができれば、その病人はあと1年ほど生き延びられるとされた。反対に、川を越えきれずに途中で地面へ落ちてしまった場合には、その年のうちに命を落としてしまうと信じられていた。人魂の飛び方そのものが、病人の生死を占う予兆として受け止められていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』掲載、今村勝彦「岡山県府中町附近」に記録がある。
- 地域
- 広島県府中町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ