いいだのおちるひのたまとしのきざし
飯田の落ちる火の玉と死の兆し
国内
物品・機械
- どんな話か
- 空から火の玉が落ちるのを見ると、その土地に死人が出ると言われていた。
- 細部
- 抜け出る人魂とは別に、落下する火の玉を死の兆しとみる言い方が伝えられている。飛ぶのではなく落ちるという点が要で、天から降りてくるものが凶事を連れてくるという感覚が働いている。流れ星や雷を含めた空の異変を、身近な人の生死に引きつけて解釈した俗信とみられる。死の予兆を集めた聞き書きの中に、烏や雉の鳴き声と並んで置かれている。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の俗信の章、死の予兆その他の項による。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ