ひなにんぎょう
雛人形
国内
物品・機械
- どんな話か
- 日ごろ声をかけて大切にされていた雛人形が、家が火事になった際に自ら外へ転がり出ていたという話。
- 細部
- 三木町の二ノ坂、焼き場の近くに住んでいた三平さんという家では、雛人形を飾り、日ごろから声をかけて大切にしていたという。ところがある日、この家が火事に見舞われた。焼け跡を確かめると、飾られていたはずの雛人形は家の外へと転がり出ていて無事だったといい、日々かけていた声が通じて人形に魂、いわゆるお性根が入っていたためではないかと語られている。物を大切に扱うことが不思議な形で報われた話として伝わっている。
- 広まり方
- 2002年の『香川の民俗』所収、水野一典「三木町南部の聞書」に記録がある。
- 地域
- 香川県三木町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ