ひけしじぞう
火消し地藏
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大田市大屋町で火事が起きた際、見知らぬ僧が消火を手伝い、名を尋ねられると自らを火消し地蔵と名乗ったという。
- 細部
- 大田市大屋町に伝わる話である。村で火事が発生し、燃え広がる炎に人々が手を焼いていたところ、どこからともなく一人の僧が現れて消火を手助けした。おかげで火はほどなく鎮まり、村人たちは大いに助けられたことを喜んだ。そこで、あなたはどちらのお方でしょうかと尋ねてみると、その僧は火消し地蔵と名乗り、そのまま姿を消したという。以来この地では、火難から人々を守る地蔵として語り継がれるようになったとされる。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1936年掲載の千代延尚寿「神仏に縁ある話―石見地方に於ける―」に収録されている。
- 地域
- 島根県大田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ