へそいし
へそ石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 江名町の岩穴にあるへそ石は取り出すと暴風を招き、持ち去った土地では疫病が流行したという。
- 細部
- 江名町の岩穴には、人のへその形に似ているためこの名で呼ばれる石がある。かつてこの石を穴の外へ持ち出したところ暴風が起きたため元へ戻したといい、石が見えなくなると嵐が起こるとも言われる。昔、房州の船がこの石を持ち帰ったところ疫病が流行し、また房州の海岸に石が流れ着いた際、村人が藁打ち台として使ったところやはり疫病が流行った。占ってみると石が自ら永崎のへそ石だと名乗り、返さなければますます病が広がると告げたため、村人は言われた通りに石を返したという。
- 広まり方
- 1967年刊『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による石・岩に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ