へらたけ
箆竹
国内
物品・機械
- どんな話か
- 郷士が誤って愛犬を射殺したことを悔い、弓矢を捨てる際に折った篦竹を地面に挿したものが根付いて矢竹になったと伝わる。
- 細部
- 長門のある郷士が狩りに出た折、誤って自分の飼い犬を射てしまった。悔いた郷士はそれを機に弓矢を扱う生業から身を引く決心をし、手にしていた篦竹を二つに折って地面へ突き立てたという。時を経てその篦竹は根付き、竹林となって矢竹と呼ばれるようになった。猟の道具であった竹が、放棄の証として地に挿されたのちに再び芽吹いたという転換が、この伝えの眼目になっている。
- 広まり方
- 1926年の雑誌『民族』に掲載された小川五郎「山口県の杖成長伝説等」に記録がある。
- 地域
- 山口県長門市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ