へきれきふ
霹靂斧
国内
物品・機械
- どんな話か
- 雷が落ちた津田山では紫黒の硬い斧状の物や輪状の雷環という異物が見つかると伝えられている。
- 細部
- 阿波国津田山(現在の徳島市)では、雷が落ちた場所からさまざまな異物が見つかると伝えられている。そのひとつは長さ三寸ほど、三味線の撥のような形をした紫黒色の物で、見た目は石に似ていながらそれよりもなお硬い質感を持つという。もうひとつは輪のような形をしたもので、これは雷環と呼び習わされている。落雷の跡に残されたこれらの品は、雷そのものが落とした異物として畏れとともに語り継がれてきたという。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第二期』1974年収録の石上宣続「卯花園漫録」に記録されている。
- 地域
- 徳島県徳島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ