へびまつ
蛇松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 母乳の出がよくなるという松の皮が次々に剥がされ、ある晩神主の夢に美女が現れて皮剥ぎをやめてほしいと訴えた。
- 細部
- 一本の松の樹皮を煎じて飲むと乳の出がよくなるという言い伝えが広まり、参拝者が次々にその皮を剥いでいってしまった。ある夜、神主の夢の中に美しい女の姿が現れ、涙を流しながらこれ以上皮を剥がさないでほしいと切実に訴えたという。松そのものに宿る存在が人の姿を借りて訴えたと解釈される話であり、樹皮を求める人々の欲と木の痛みとの対比が印象に残る。
- 広まり方
- 1939年の『高志路』に佐藤輝一が「郷土の伝説(三)」として記した。
- 地域
- 新潟県新潟市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ