うちこのもとへもどるへびいし
内子の元へ戻る蛇石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 運び出しても元の淀みへ戻る自然石で、淵の大蛇の玩具だったとも語られる。
- 細部
- 中山川の蟹瀬という淀みには蛇石と呼ばれる石がある。八尺に四尺ほどの自然石で、大洲藩主が城へ運ばせたところ、いつのまにか元の場所へ戻っていた。改めて動かそうとすると今度は微動だにしなかったという。別の伝えでは、巫ヶ淵は大洲臥龍の淵と水底で通じており、そこに大蛇の巣があって、蛇石はその大蛇の玩具だとされる。大蛇は鎌倉山の頂へこの石を運んで人々に害をなしたため、雲峰山天龍院の僧が鎮め封じて災いを絶ったという。今も鰻の子に似た蛇虱というものがいるとも語られる。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』に載る横田傳松「伊予の伝説」に二例が記録されている。
- 地域
- 愛媛県内子町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ