りゅうめのずがいこつ
竜馬の頭蓋骨
国内
物品・機械
- どんな話か
- 満仲が竜女の頼みで大蛇を退治した礼に授かった角の生えた竜馬の頭骨が、普明寺に伝わり雨乞いに効くとされている。
- 細部
- 宝塚の言い伝えによれば、満仲という人物が竜女から頼みごとを受け、大蛇を討ち取ったという。その働きに報いるため竜女が贈ったのが、角を持つ竜馬と呼ばれる馬であった。この竜馬の頭の骨だけが、普明寺という寺に伝わる宝物として大切に保管されてきたと語られている。ただの遺物としてではなく、この頭蓋骨には雨を呼ぶ力が宿るとされ、日照りの折には雨乞いの拠り所として扱われてきたという。大蛇退治という武勇の話と、竜馬の骨が持つ呪術的な力という二つの要素が、一つの寺宝をめぐる由来として結びついている点が興味深い。
- 広まり方
- 1975年の『近畿民俗』所収、高谷重夫「竜馬の頭蓋骨」に記録されている。
- 地域
- 兵庫県宝塚市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ