じゃいしさま
蛇石様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 柴を担ぐ釣り合いに使った石が庭で日ごとに育ち、蛇の姿を思わせたので神として祀られた。
- 細部
- 山へ入って柴を二束刈った男が、前後の重さをそろえるために手ごろな石をおもりとして添えて持ち帰った。用が済んだその石を庭先へ置いておくと、日を追うごとに大きさを増していき、やがて長く伸びたさまが蛇そのものに見えるようになったという。ただの重しにすぎなかったものが自ら育つという不気味さから、家では祟りを恐れるより先に神格として扱い、蛇石様と呼んで祀るに至った。石が生長するという着想と蛇の神格化が結びついた話である。
- 広まり方
- 1931年の『民俗学』に載る小泉清見の長野県伝説集に記録がある。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ