たむらまろのかたなとへび
田村麻呂の刀と蛇
国内
物品・機械
- どんな話か
- 盗み出された家宝の刀が泉のほとりで蛇に見え、盗人が置いていったため無事に戻ったという。
- 細部
- 坂上田村麻呂がある家に置いていったという刀があった。この刀を盗人が持ち出し、途中の泉で水を飲もうと傍らに置いたところ、なぜか刀が蛇に見えてしまい、恐れをなしてそのまま置いて立ち去った。後にその家の者が通りかかり、家宝の刀と気づいて持ち帰ったという。この泉は「のまねいみず」と呼ばれるようになり、刀の錆びを白紙で拭き取ってその紙を水に溶かして飲むと、水あたりや咳に効き目があるとも伝えられている。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「岩手県気仙沼郡三陸村越喜来」に記録がある。
- 地域
- 岩手県大船渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ