いちやぐみ
一夜茱萸
国内
物品・機械
- どんな話か
- 三国町の雄島に伝わる一夜茱萸という植物の話で、祭礼の前夜だけ花が咲き、翌朝には実を結ぶという。
- 細部
- 坂井市三国町の雄島には、一夜茱萸と呼ばれる特別な茱萸の木があるという。ふつうの茱萸と違って枝の先が蔓のように伸び、葉も心持ち大きめにできているのが特徴とされる。花の咲き方には言い伝えがあり、島で毎年二月十日に営まれる祭礼の前日の夜になると花を咲かせ、一晩のうちに咲ききって、明くる朝にはもう実を結んでいるのだという。祭りの日取りに合わせるかのように花開き実を結ぶといい、雄島の祭礼とともに語り継がれてきた。
- 広まり方
- 『続日本随筆大成』別巻に収められた1983年刊行の玉田永教「年中故事」に、この言い伝えが記されている。
- 地域
- 福井県坂井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ