ぐれーとそるとこのくじらいにゅうけいかく
グレートソルト湖のクジラ移入計画
Great Salt Lake whale hoax
国外
流言・風説
- どんな話か
- 19世紀、イギリス人科学者が鯨油産業を興すためにグレートソルト湖へクジラを2頭放したという新聞記事が広まった話。
- 細部
- 1888年、ソルトレーク・ヘラルド紙はカナダ紙の記事を転載し、英国人科学者ジェームズ・ウィッカムが1875年、鯨油産業を興すため豪州近海で捕らえたクジラ2頭を海水入りの特製水槽に入れ、サンフランシスコから列車でユタ州へ運んで湖に放したと報じた。塩分が海水の1.5〜8倍で浅いグレートソルト湖では大型海獣は生きられず、後に冗談記事として作られたことが判明している。1890年には体長60フィートに育ち子を産んだとの続報も出たが、デゼレト・ニュース紙などは、クジラが卵を産むとの記述を挙げて退けた。
- 広まり方
- 新聞から新聞へ転載される過程で事実であるかのように扱われ、ユタ州の地域史を彩る愉快な創作エピソードとして今も語り継がれている。
- 地域
- アメリカ
- 年代
- 1875年(とされる出来事、報道は1888年)
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ