おおつちのさんどかしゅのごぜんさま
大槌の三度拍手の御前様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 高さ二尺ほどの石の小祠で、前で三度拍手を打たないと起き上がれなくなるといわれた御前様。
- 細部
- 御前様と呼ばれる高さ二尺ほどの石の小祠があり、この前でひざまずいた者は三度拍手を打たなければ立ち上がることができなくなるといわれている。神仏に対する作法を怠ると身体的な拘束という形で咎めを受けるという発想が、素朴ながらも印象的な言い伝えとして残っている。小さな石の祠であっても、決まった作法を踏まなければ人の体を縛り付けるほどの力を持つとされている点に、路傍の信仰対象への畏れがよく表れている。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』所収、山本鹿州「陸中 閉伊海岸の土俗」に記録がある。
- 地域
- 岩手県大槌町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ