ごとうさん
御燈様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 氏神の拝殿にただ一つ吊るされた燈が普段より早く消えると、氏子に死者が出る前触れとされた。
- 細部
- 氏神の拝殿には燈がひとつだけ吊るされており、これを御燈様と呼び習わしてきた。この燈がいつもの時刻を待たずに消えてしまうと、氏子のうちの誰かに死が訪れる知らせだと受け取られた。社に灯る火の長短が、そのまま人の生き死にと重ね合わされているわけで、村の共同体に属する者すべてが同じ燈を通じて運命を見守られているという感覚がうかがえる。火の消える早さという誰の目にも分かる徴候が、凶事の予兆として共有されていた。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』に載る浅見安之の報告に記録が残る。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ