ごしんたい
御神体
国内
物品・機械
- どんな話か
- 日吉神社で僧が厨子を開けると、一度目は鍬を持つ百姓の姿、二度目は炎となって神が現れたという。
- 細部
- 日吉神社に伝わる話である。ある僧がどうしても神の本体を一目拝みたいと願い、七日のあいだ身を慎んで精進を重ねたうえで厨子の扉を開いた。すると内には鍬を手にした百姓の姿があったという。改めて二度目に扉を開けたときには、姿は炎となって立ち現れた。僧はこれを深くありがたいことと受け止め、山王大明神と記した額を社へ奉じたと語られる。神が定まった形を持たず、農の姿と火の姿の双方をとる点が印象深い。
- 広まり方
- 1943年の『民間伝承』所収、松井正の「在原の事ども」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ