どいつしたいかこうじょうのうわさ
ドイツ死体化工場の噂
German Corpse Factory
国外
流言・風説
- どんな話か
- 第一次世界大戦中、ドイツ軍が戦死した自軍兵士の遺体を化学製品の原料にしているとイギリスの新聞が伝えた噂。
- 細部
- 1917年、イギリスの一部新聞が「屍体活用工場」なる施設でドイツ兵の遺体からグリセリンなどを精製していると報じ、対独感情をあおる材料として広まった。1925年にイギリス外務大臣が公式に事実無根と認めている。背景にはドイツ語のKadaververwertungsanstaltをめぐる訳の混乱があり、「Kadaver」は通常動物の死骸を指し、実際の工場も動物から獣脂を採る施設だった。1915年頃から噂が現れ、タイムズ紙とデイリー・メール紙が1917年に拡大して報じた。1925年、外相オースティン・チェンバレンはドイツ側の否定を受け入れた。
- 広まり方
- 戦時プロパガンダとして新聞から新聞へ転載され、戦後も長く史実であるかのように語られ続けた。
- 地域
- ドイツ
- 年代
- 1917年
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ