がわたろうのて
ガワタロウの手
国内
物品・機械
- どんな話か
- 美里町の吉田家にガワタロウ(河童)の手の骨が伝わり、患部を撫でると治癒するとされた。
- 細部
- 旧東砥用村勢井に暮らす吉田家には、ガワタロウと呼ばれる河童の手とされる骨が、家の宝のように代々大切に保管されていると伝わっている。体の具合が悪い人がこの骨を取り出し、痛みや腫れのある患部にそっと当てて撫でると、不思議と治療の効果が現れるとされ、近隣に暮らす人々の間で長く信じられてきた。河童の身体の一部に病を癒す力を見出す、この地方らしい民間信仰の一例といえる。
- 広まり方
- 1952年の『みんぞく』所収、丸山学「民俗信片―十一―」に記録がある。
- 地域
- 熊本県美里町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ