がきのにんぎょう
餓鬼の人形
国内
物品・機械
- どんな話か
- 千日前の見世物にあった餓鬼の人形はあまりに精巧で、気の弱い者はまともに見られないだろうという。
- 細部
- 千日前の見世物小屋には、餓鬼の姿を模した人形が展示されていた。その作りがあまりにも精巧で真に迫っていたため、気の弱い見物客であれば、とても正面から直視することはできないだろうと筆者自身が感想を書き残している。当時の見世物興行の技巧の高さをうかがわせる逸話である。痩せ衰えた餓鬼の姿を克明に作り込む職人の技量が、見世物の呼び物としての迫力を支えていたのだろう。
- 広まり方
- 1931年の『郷土研究上方』所収、南木生「三十年前の千日前」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ