ふないし
船石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 文政の地震で崩れた船山から現れた船形の自然石を、神子の口寄せに従い鎮守の社へ運んだという十日町市の伝承。
- 細部
- 十日町市に船山と呼ばれる山があり、文政十二年の大地震で山肌が崩落した際、その跡から舟の姿をした巨石が姿を現した。長さは一丈、幅は四尺ほどで、誰の手も加わっていない自然の石でありながら船の形を保っていたため、村人は不思議がった。この石はのちに神子が口寄せを行った託宣にしたがい、村の鎮守の社頭へと運び込まれ、御神体に准じる扱いを受けるようになったという。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第二期(1974年)所収、滝沢馬琴「兎園小説拾遺」に記録がある。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ