ようかいのさんちょう
妖怪の三調
国内
物品・機械
- どんな話か
- 森で管弦を奏していた鼻の高い怪物が一喝で消え、跡には三つの楽器だけが残されていた。
- 細部
- 夜、森を通りかかった侍が、鼻の高い怪物たちが大勢で車座になり管弦を奏でている場に行き合った。侍が声を張り上げて一喝すると、怪物の姿はその場から消えた。翌朝あらためて訪れてみると、笛と横笛と三味線が残されていた。これらは妖怪の三調と呼ばれ、城主の家に代々伝わる宝物とされている。怪異との遭遇が、家宝の由緒として制度の側に取り込まれていく型の伝説であり、残された品物が話の真実性を担保する役割を負っている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』に載る横田伝松の伊予の伝説に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ