つるおかのすいちゅうふどうそんといちまいいた
鶴岡の水中不動尊と一枚板
国内
物品・機械
- どんな話か
- 弘法大師が月山で水垢離をとっていると水中に不動尊の姿が現れ、抱き上げてみると一枚の水板であったという。
- 細部
- 弘法大師が月山に登ろうと志し、その前に身を清めるための水垢離を行っていたときのことである。川の水の中に、ふと不動尊とおぼしき姿がぼんやりと浮かび上がって見えた。大師が不思議に思ってその場に手を伸ばし、水の中から抱き上げてみると、それは仏の像ではなく、ただの一枚の板であった。水面に姿を映す板が、水中では不動尊そのものの姿に見えたという、視覚の不思議を語る話として伝わっている。
- 広まり方
- 1944年刊『旅と伝説』所収、戸川安章「羽黒山夜話」完結編に記録がある。
- 地域
- 山形県鶴岡市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ