とおかまちのころがるふどうそん
十日町の転がる不動尊
国内
物品・機械
- どんな話か
- 天保の大地震で本尊が転がり出て、それを追った人々が寺の倒壊から逃れられたという言い伝え。
- 細部
- 天保年間に起きた大きな地震のとき、大照院(大正院とも呼ばれる)に安置されていた不動尊の本尊が、揺れの中で堂内から転がり出たという。境内にいた人々はその不思議な動きに驚き、思わず本尊を追いかけて外へ出たところ、直後に本堂そのものが崩れ落ちた。結果として本尊を追った人たちはみな寺の倒壊に巻き込まれずに済んだといい、不動尊が身を挺して人々を難から遠ざけたのだと語り継がれている。
- 広まり方
- 1985年刊『奴奈川の民俗―新潟県東頚城郡松代町奴奈川地区―』(東洋大学民俗研究会)の口承文芸の章に記録されている。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ